いつまでも若々しくありたいと思いますが、
「若作り」と「若さを保つ」は、同じものではないと考えています。
「若作り」とは、デジタル大辞泉によると、
「年齢よりも若く見えるような化粧や服装をすること。また、そのさま。」と書いてあります。
「若作り」という言葉のイメージは、
若く見えるように無理をして、
若者向けのメイクやファッションを取り入れているという感じ。
「若さを保つ」について、辞書には定義が載っていませんが
「自分の年齢を受け入れつつ、必要以上に老けた印象を与えないように、メイクやファッションを工夫すること」
と私はとらえています。
何が違うのかというと、
無理をしているか、していないか、
似合っているか、似合っていないか、
という違いです。
私は、自分の見た目と年齢は大きな差がなくていいと思っています。
年を重ねるごとに、メイクも薄くなってきました。
手抜きではなく、シンプルがいいなと思うからです。
生きているものはすべて、年老います。(劣化ではありません)
「若作り」している方の中には、
若さが一番の魅力と思っている方がいるかもしれませんが、
人間の魅力は、若さだけではありません。
知性や、懐の深さ、気配り、和やかな雰囲気など
いろいろあります。
年齢を重ねることで、「若さ」はなくなりますが
それまでに培ってきた人としての魅力は
なくなりません。
それどころか、深みを増し魅力は一層高まると思います。
ちょっと理屈っぽかったり、おせっかいだったり
余計な一言があったりするかもしれませんが、
それは年を取ったからではなく、
子供のころからそういう性質があり
年を重ねることで、磨きがかかったということだと思うのです。
「三つ子の魂百まで」といいますからね。
年を取ることは、怖いですか?
でも、誰一人として避けることはできません。
それなら、年を重ねることも楽しむのはいかがですか?
無理をして若作りじゃなく、若さを保つ努力をすることで
健康年齢を保ち、楽しい毎日を過ごせると思います。
シンプルに楽しい毎日。
私の理想です。