昨日、さくらももこさんが乳がんで亡くなったというニュースが話題になっていました。
「ちびまるこちゃん」はよくアニメで観ていましたので
とてもショックです。
ご冥福をお祈りいたします。
私も乳がんの好発年齢ということもあり
乳がんに関するニュースに敏感になっています。
乳がんは、女性のかかりやすいガンのひとつです。
「乳がん検診で早期発見」を呼びかける方も多いのですが
一方で「乳がん検診のリスク」のニュースもみかけます。
ネガティブなニュースを見ると、
検診へ行くのが億劫になってしまいます。
それでなくても、がん検診はしり込みしがちです。
自分にとって何が一番いいのか、見極めなければなりません。
私自身は昨年、会社の健康診断で
子宮頸がんと乳がんの検診をうけました。
乳がん検診は、初マンモグラフィーでした。
マンモグラフィーでは、乳がんの初期症状である「石灰化」や「腫瘍」を発見することができます。
私が検診をうけたときは、
マンモグラフィーは異常なしでしたが
「乳腺がまだ生きているので、できれば超音波検査も受けたほうがいいですよ」
とアドバイスいただきました。
マンモグラフィーと超音波検査を両方受けると、がんの発見率が1.5倍になるそうです。
次回の乳がん検診では、両方受けたいと思いました。
しかし、乳がん検診で異常なしだったからと何もせずにいると
次の検診までの間にがんができていたなんてことにならないとも限りません。
普段の生活で、自己検診するのはとても大切だと思います。
乳がんのしこりの有無をセルフチェックするようにしましょう。
乳がんのセルフチェック
○チェックの時期
閉経前の方は、生理が終わってから7~10日頃。
閉経後の方は、毎月1回、自分で決めた日に。
○チェックの方法
・鏡の前で、おっぱい全体を観察します。
両手を上げた状態で、正面・側面・斜めから。
表面にへこみや引きつれ、でこぼこ、腫れがないかどうか、
左右で明らかな差がないかどうか、
乳頭がへこんだり、ただれたり、血の混じった分泌液が出てないかどうか。
・入浴中には、手に石鹸をつけて滑りやすくしてから
腕を上げ、おっぱいの表面に円を描くように全体を触ります。
次に、わきの下に指を差し入れリンパ節に異常がないか確認します。
・寝る前など、寝転んだ状態でもチェックできます。
仰向けに寝転んで、片方の腕を頭の上にあげ
反対側の手の指で、胸の中心から乳頭のほうへ滑らせます。
手を下げたあと、わきのほうから乳頭へ少し圧迫しながら指を滑らせて調べます。
わきの下もしこりがないかチェックしましょう。
気になる異常がみつかったら、なるべく早く病院を受診しましょう。
ステージ0「超早期乳がん」の5年生存率は97%以上だそうです。
早期発見・早期治療が重要です。
好発年齢じゃなくても、セルフチェックを習慣づけましょう。