本日、10月31日は「ハロウィン」ですね。
仮装して大騒ぎしている姿を、ニュースなどで見かけますが
そもそも「ハロウィン」って何のお祭りなのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
ハロウィン Halloween
古代ケルト人が起源で、ケルト暦では大みそかが10月31日。
この日の夜に、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられており
同じころに出てくる悪い精霊や魔女から身を守るため、
仮面をつけ、魔よけのたき火をしていたそうです。
これにちなんで現在では、かぼちゃをくりぬいた中にキャンドルを立てた
「ジャック・オー・ランタン」を作り、
魔女やお化けに扮装した子供たちが
「トリック・オア・トリート」
(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうよ)
と言いながら、近所の家を訪ねてお菓子をもらい、
もらったお菓子でパーティーを開いたりするそうお祭りとなっています。
日本では、「ハロウィン」は「仮装してパーティーをするイベント」
と思っている方も多いかもしれませんが
「ハロウィン」の由来を考えると、
日本のお盆と大みそかが混じったような感じでしょうか。
アメリカ・ニューヨークでは、
世界最大のハロウィン仮装パレードも開催されているそうです。
日本の某所で行われたハロウィンのイベントでは、
大騒ぎや痴漢がニュースになっていましたが
ニューヨークのパレードではどうなんでしょうね?
ハロウィンであろうとなかろうと、周りに迷惑をかける行為は避けたいですね。
ハロウィンパーティーの余興の中には、
「ダック・アップル」と呼ばれる「りんご食い競争」もあるそうです。
水を張ったたらいに浮かべたリンゴを手を使わずに口でとるゲームだそうです。
パン食い競争や、飴食い競争を彷彿とさせるゲームですよね。
「ハロウィン」の語源
西洋のイベントなので、キリスト教が関係しているのかと勘違いしがちですが
キリスト教のお祭りではないようです。
キリスト教では異教徒の祭りとされているそうですよ。
しかし、「ハロウィン」の語源は
「ALL-HALLOW EVENING」
(万聖節(諸聖人の日)の夜)の短縮形とのことなので
全く無関係という訳でもなさそうです。
「ジャック・オー・ランタン」
かぼちゃを使うようになったのは、アメリカ大陸が発見された後とのことで、
もともとはカブを使っていたというのも、興味深いですよね。
オレンジ色のかぼちゃをナイフでくりぬいて、目や鼻や口をつくり、
悪い霊を怖がらせて追い払うため、家の玄関の周りに置くそうです。
巷がハロウィンで盛り上がっているので、
我が家も便乗して、かぼちゃを使った美味しいお料理とお酒で
楽しいハロウィンを過ごそうと思います。
※今日の記事の中で使わせていただいたイラストはフリー素材です。
無料イラスト素材集『Frame illust』
かわいい絵を使わせていただきました。ありがとうございます。